保安基準

保安基準についてはほぼ毎回出題されている。中でもよく出題されるのが、速度抑制装置、非常信号用具、運行記録計である。この3つについては、「数字」に特に注意すること。

1.長さ、幅及び高さ(保安基準第2条)

自動車の長さ、幅及び高さには、次の制限がある。

・長さ⇒12mまで(セミトレーラーにあっては、連結装置中心から当該セミトレーラーの後端までの水平距離)

・幅⇒2.5mまで

・高さ⇒3.8mまで

 

2.軸重(保安基準第4条の2)

1本の車軸にかかる重さを軸重(じくじゅう)というが、自動車の軸重は10トンを超えてはならない。
また、1つの車輪にかかる重さを輪荷重(りんかじゅう)というが、自動車の輪荷重は特別な自動車を除き5トンを超えてはならない。

 

3.速度抑制装置(保安基準第8条)

貨物の運送の用に供する普通自動車で、車両総重量が8トン以上または最大積載量が5トン以上のものの原動機には、自動車が90キロメートル毎時を超えて走行しないよう燃料の供給を調整し、かつ、自動車の速度の制御を円滑に行うことができる速度抑制装置を備えなければならない。

 

 「90キロメートル毎時」という数字をしっかり覚えておこう!

 

車両総重量が8トン以上または最大積載量が5トン以上

 

 

4.物品積載装置(保安基準第27条)

自動車の荷台その他の物品積載装置は、(けん)ろうで、かつ、安全確実に物品を積載できるものとして、強度、構造等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。

 

5.窓ガラス(保安基準第29条)

自動車の前面ガラス及び側面ガラスにフイルムを貼り付ける場合、フイルムが貼り付けられた状態において、次の2つの基準を満たすものでなければならない。

窓ガラスに貼り付けるフイルムの基準

透明であること。
②運転者が交通状況を確認するために必要な視野の範囲に係る部分における可視光線の透過率が70%以上であること。

また、自動車の窓ガラスには、保安基準第29条に規定されたもの(整備命令標章、検査標章、保安基準適合標章など)以外のものが装着され貼り付けられ塗装され、または刻印されていてはならない。

 

6.主要灯火の種類(保安基準第32条)

自動車は、最低限次の灯火を備えなければならない。

場所 灯火の名称 認識距離
前面 走行用前照灯 (ヘッドランプのハイビーム状態) 夜間100m
すれ違い用前照灯 (ヘッドランプのロービーム状態) 夜間40m
前面両側 車幅灯(ポジションランプ) 夜間300m
後面 番号灯(ナンバープレート照灯) 夜間20m
後面両側 尾灯(テールランプ) 夜間300m
制動灯(ブレーキランプ) 昼間100m
後退灯(バックランプ) 昼間100m
非常点滅灯(ハザードランプ) 昼間100m

 

 

7.大型後部反射器(保安基準第38条の2)

貨物の運送の用に供する普通自動車であって、車両総重量が7トン以上のものの後面には、反射光の色、明るさ、反射部の形状等に関し告示で定める基準に適合する後部反射器及び大型後部反射器を備えなければならない。

 


大型後部反射器 LRJ-1BS


リフレクサイト 大型後部反射器J1B3125 1枚

 

 

8.非常信号用具(保安基準第43条の2)

自動車には、非常時に灯光を発することにより他の交通に警告することができ、かつ、安全な運行を妨げないものとして、非常信号用具を備えなければならない。この非常信号用具は、夜間200メートルの距離から確認できる赤色の灯光を発するもの(自発光式)でなければならない。

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 非常信号用具の認識距離は、「夜間200メートル」であることをしっかり覚えておこう!

 

 

9.後写鏡(保安基準第44条)

自動車(被けん引自動車を除く)には、後写鏡を備えなければならない。
後写鏡は、取付部付近の自動車の最外側より突出している部分の最下部が地上1.8メートル以下のものは、当該部分が歩行者等に接触した場合に衝撃を緩衝(かんしょう)できる構造でなければならない。

 

10.運行記録計(保安基準第48条の2)

貨物の運送の用に供する普通自動車であって、車両総重量が8トン以上または最大積載量が5トン以上のものには、運行記録計を備えなければならない。
運行記録計は、24時間以上の継続した時間内における当該自動車の瞬間速度及び2時刻間の走行距離を自動的に記録することができるものでなければならない。

 

 運行記録計を備えなければならない貨物トラックの要件は、「車両総重量8トン以上」または「最大積載量5トン以上」である点をしっかり覚えておこう!

 

 

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