運転免許

運転免許について運行管理者試験の貨物で問われる可能性があるのは、第1種免許である。その中でも「5.免許の効力の仮停止」が時々出題されているので、注意が必要である。

1.運転免許の種頬(道交法第84条)

自動車及び原動機付自転車を運転しようとする者は、公安委員会の運転免許を受けなければならない。
免許は、第1種運転免許第1種免許)、第2種運転免許第2種免許)及び仮運転免許仮免許)に区分される。

第1種免許はさらに、大型自動車免許大型免許)、中型自動車免許中型免許)、普通自動車免許普通免許)、大型特殊自動車免許(大型特殊免許)、大型自動二輪車免許(大型二輪免許)、普通自動二輪車免許(普通二輪免許)、小型特殊自動車免許(小型特殊免許)、原動機付自転車免許(原付免許)及びけん引免許の9種類に分けられる。

 

2.当該免許で運転できる自動車等の種類(道交法第85条)

次の免許を受けた者は、次の表の種類の自動車等を運転することができる。

各免許で運転することができる自動車等の種類

大型自動車 中型自動車 普通自動車 小型特殊自動車 原動機付自転車
大型免許
中型免許 ×
普通免許 × ×

※大型特殊免許以下は、試験に直接関係ないので省略。

どの免許でどの種類の自動車を運転できるか、しっかり覚えておこう。

 

 

3.各自動車の区分(道交法施行規則第2条)

大型自動車、中型自動車及び普通自動車は、車両総重量、最大積載量及び乗車定員によって次の図のように区分される。

大型自動車 中型自動車 普通自動車
乗車定員 30人以上 11人以上29人以下
車両総重量 11t以上 5t以上~11t未満
最大積載量 6.5t以上 3t以上~6.5t未満

 

 

各自動車の車両総重量、最大積載量、乗車定員の数字をしっかり覚えよう!特に、中型自動車の区分に注意!

大型自動車 車両総重量11,000キログラム以上、
最大積載量6,500キログラム以上のもの、
または乗車定員が30人以上のもの
中型自動車 車両総重量が5,000キログラム以上11,000キログラム未満のもの、
最大積載量が3,000キログラム以上6,500キログラム未満のもの、
または乗車定員が11人以上29人以下のもの

 

4.免許の取消し、停止(道交法第103条)

免許(仮免許を除く)を受けた者が次のいずれかに該当することとなったきは、公安委員会は、その者の免許を取り消し、または6カ月を超えない範囲内で期間を定めて免許の効力を停止することができる。

免許取消し・免許停止事由

①次の病気にかかっている者であることが判明したとき
幻覚の症状を伴う精神痛であって政令で定めるもの
・発作により意識障害又は運動障害をもたらす病気であって政令で定めるもの
・その他、自動車等の安全な運転に支障を及ぼすおそれがある病気として政令で定めるもの

認知症であることが判明したとき

目が見えないことその他自動車等の安全な運転に支障を及ぼすおそれがある身体の障害として政令で定めるものが生じている者であることが判明したとき

アルコール麻薬大麻あへんまたは覚せい剤の中毒者であることが判明したとき

⑤自動車等の運転に関し道交法もしくは同法に基づく命令の規定または同法の規定に基づく処分に違反したとき-など

 

また、免許を受けた者が次のいずれかに該当することとなったときは、公安委員会は、その者の免許を取り消すことができる(免許の停止はできない)。

免許取消し事由

①自動車等の運転により人を死傷させ、または故意に建造物を損壊させる行為をしたとき

危険運転致死傷罪に当たる行為をしたとき

酒気帯び運転などをしたとき

④交通事故があった場合に、負傷者の救護等の義務を行わなかったとき
-など

 

5.免許の効力の仮停止(道交法第103条の2)

免許を受けた者が自動車等の運転に関し次のいずれかに該当することとなったときは、その者が当該交通事故を起こした場所を管轄する警察署長は、その者に対し、当該交通事故を起こした日から起算して30日を経過する日を終期とする免許の効力の停止(以下「仮停止」という)をすることができる。

警察署長は、仮停止をしたときは、当該処分をした日から起算して5日以内に、当該処分を受けた者に対し弁明の機会を与えなければならない。

免許の仮停止事由

①交通事故を起こして人を死亡させ、又は傷つけた場合に、負傷者の救護等の義務を行わなかったとき

酒気帯び運転などによって交通事散を起こして人を死亡させ、または傷つけたとき
-など

 

免許の仮停止期間は「30日」である。

 

 

 

 

あわせて読みたい関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です